製造・納品・メンテナンスの一貫体制だからこそのやりがい。

内海恭兵

東京技術センター：技術部
技術課
2015年入社

顧客の表情が見えるものづくりに携わりたい

運送業やビルメンテナンス業で主に営業職として経験を積んでいた内海恭兵は、サービス業から後々まで形に残るものづくり業界への転職を考えた。模索する中から、製造から納品まで一貫体制が構築されているUNICOなら顧客の表情が見える場で仕事ができるのではないかと考え、転職を決めた。

UNICOで働く楽しさを実感

具体的な仕事内容は、①グローブボックス内の酸素・水分を除去するガス循環精製装置の製造、②本社から送られてくるグローブボックスへのガス循環精製装置の取り付け、③試験運転、④納品、⑤顧客の研究室等で設置・動作確認・取り扱い説明、⑥メンテナンス・修理。それぞれが変化に富んでいるから、面白い。能動的に動き回り、顧客とも触れ合うことの多いものづくりである。

納品と修理は、全国出張で

納品や修理は、当然ながら全国の顧客のもとへ出張する。納品時には設置作業や試験運転を行い、動作性能が正確に発揮できるかどうかお客様のもとで改めて確認する。修理の場合は、原因の特定が重要となる。故障箇所を特定するため、可能性のある箇所を洩れなくチェックし、判明したら部品を交換する。

「限られた時間内で原因を特定し、修理を完了させる作業はプレッシャーのかかる仕事。無事完了したときにお客さまの感謝の言葉をもらえることがやりがいですね」

顧客との信頼感を糧に

「大学等の研究者の皆さまには、知ったかぶりや取り繕いはすぐに見抜かれてしまうもの。確実なことを誠実に、論理的に説明すれば信頼感を得られることを学びました」と、内海は言う。日々の仕事では、納品・修理にしても最終像を明確にイメージすることを心がける。例えば、修理ならどのような状況となれば成功と言えるのか把握し、作業の目標とする。

内海にとって目下の目標は、最初からお客さまの意図を共有できるよう仕様の打ち合わせに参加できる実力を磨くことだ。

08:30
朝礼・スケジュール確認・清掃
09:00
ガス循環精製装置製作(フレーム製作)
10:30~
10:45
午前休憩
10:45
ガス循環精製装置製作(継手類シールテープ巻き・継手ねじ込み作業)
12:00~
13:00
お昼休憩
13:00
ガス循環精製装置製作(配管曲げ作業)
15:00~
15:15
午後休憩
15:15
納品準備やお客様対応(解体・梱包・トラック積み込み、メールや不具合対応)
17:00
書類作成・清掃
18:00
退勤

※業務スケジュールは一例となります。

出張時にも楽しみから始まった趣味

納品や修理での出張は、多いときで月の半分に及ぶ。宿泊時にその土地の美味しい食べ物や温泉を味わうのは内海にとって楽しみでもある。特に無事に仕事が完了した後の食事や温泉は格別である。そんな出張を重ねるうち、プライベートでも食や温泉を楽しむようになった。休日には妻とともにドライブし、各地の観光地を訪ねる。時には車中泊などを楽しむアクティブ派だ。お気に入りは「多摩源流温泉小菅の湯」だそう。