自分が設計した完成品を見たときの感動が原動力になる。
森 杏奈
東京技術センター:技術部 設計課
2021年入社
「設計からものづくりに」との思い
生来ものづくり好きの森杏奈は、ブライダル・ジュエリーの製作に9年間にわたって携わった。指定されたデザイン通りに製作する仕事である。だが、お客さまの反応が分かる職種ではなく、経験を積めば積むほど、もっと仕事の上流に近いところで深くものづくりに関与していきたいとの思いが強くなっていった。自分がものづくりをプランニングする側に立ってみたい。そんな思いを抱えて森が転職したのがUNICOだった。
設計ができる喜び
自身で未経験だった設計の仕事に取り組むこととなった。CADソフトを操作するのも全くの初体験である。研修などを通して操作方法を身につけるところから始めたが、意欲的な森は試用期間の半年を短縮して終えた。
以来、少しでも早い成長を目指し、設計と向き合う日々だ。「試行錯誤の最中ですが、自分の設計をもとに仕上がった製品を見ると、『おおっ!』と感動します」と、森はものづくりの喜びをかみしめている。
ジュエリー製造の仕事では、ルーペで見ながら磨き上げる工程がある。ここで培った細やかさを、グローブボックスの設計にも「少しでも使いやすく」を基本に生かしていきたいと考えている。
ユーザー様との打ち合わせに参加して、提案できる様になることが目標
森にとってUNICOの魅力は、さまざまなチャレンジを受け入れてくれる環境があること。いまはまだ顧客との仕様・設計の打ち合わせに参加できるほどのノウハウ・経験を持ち合わせていないが、その場に同席してお客さまの意向を汲み取り、「こうしたらいい」という的確な提案をできるようになることが当面の目標だ。そのために、いまは担当させてもらった設計の仕事を丹念かつスピーディーに行うことに集中している。
「自分は仕事に対しては欲張りな性格。UNICOの仕事は自分が望めば広がりが大きく、いろいろ挑戦したい人には最適な環境がある」
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08:30
朝礼・スケジュール確認・清掃
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09:00
メールチェック・部材注文請書の確認及び支払予定表への反映
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09:30
エンドユーザー・販売店からの相談、質疑応答対応
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10:00
エンドユーザー様向けグローブボックス
外観図・設置図 作図 -
12:00~
13:00お昼休憩
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13:00
グローブボックス製作図・展開(板金)図の作図
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16:00
グローブボックス部品作図
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17:15
清掃
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17:30
退勤
※業務スケジュールは一例となります。
家族の理解で、育児との両立
仕事で自己実現を成し遂げたい森にとって、育児との両立は重要なテーマ。設計の締め切り前などは残業もある。保育園に通う2人の子どもの送り迎えなど、夫と協力しつつ多忙な毎日を切り抜けている。それだけに、家族と一緒に過ごす休日は大切な時間だ。公園で、子どもたちと夫とゆったりと遊ぶのが幸せを感じる瞬間だという。「仕事も育児も妥協せずに全力投球したい」と森は語る。